TEL:052-711-6131

名古屋市千種区千代田橋一丁目1番1号

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休診日日曜・祝日・第2・4土曜日・年末年始※第1・3・5土曜日は診察しております。

愛知県 名古屋市 |国家公務員共済組合連合会 東海病院

内視鏡外科手術センター

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内視鏡外科手術センターの紹介

内視鏡外科手術センター顧問 長谷川 洋

内視鏡外科手術(腹腔鏡手術)がわが国で初めて行われたのは1990年とまだ比較的最近のことです。
当院では1991年という早い時期からこの手術に取り組んできました。
現在は、胆石症、総胆管結石症、大腸癌、胃癌、鼠径ヘルニアなどを中心として、適応となる疾患には積極的に内視鏡手術を行うようにしています。
以前はこの手術の対象となる疾患や臓器はかなり限定されていましたが、最近はその適応はますます拡大しつつあり、今まで不可能とされた膵臓、肝臓などの疾患に対しても試みられるようになってきています。
将来的にはこの手術が外科手術の主流になっていくことは間違いないと思われます。
そのため、当院ではより安全で確実な内視鏡外科手術を提供できる体制作りが必要であると考え、2014年4月に内視鏡外科手術センターを開設いたしました。

この手術では、従来の開腹手術のような大きな切開を加えることはありません。
この手術は、モニターの画面に映し出された映像を見ながら、さまざまな細径の機器(鉗子など)を操作して手術を行います。
そのため、体表につく傷は5-10mmの小さな穴が数か所と小さな切開創のみとなります。
この手術の良い点としては、傷が小さいので整容性(美容的)に優れていること、術後の痛みが少ないことなどがあげられます。
そのため、低侵襲な手術(体にやさしい手術)と評価されています。
わが国では高齢化が進行し、手術を受ける必要のある高齢者がますます増加しています。
こういった高齢の方に対しても、早期に離床が可能で、術後の合併症が少ないこの手術は安心して受けて頂くことができます。
また、もう一つの良い点は、手術の操作部位を拡大視して見ることができるので、細かい神経を温存するなどのより精密な手術ができることがあげられます。

このように利点の多い手術ですが、欠点が無いわけではありません。
最も大きな問題点は、手術に際して従来の開腹手術とは全く違った感覚が必要となり、技術的に難しいことがあげられます。
そのため、この手術を安全に行うためには特別のトレーニングを受ける必要があります。
日本内視鏡外科学会では、「技術認定制度」を立ち上げ、指導的な立場でこの手術を行うことができる医師を認定するための試験を行っています。
合格率は30-40%であり、大変難しい試験です。
当院では、この資格を有する医師(技術認定医)が3名おり、安全な手術を提供できる体制が確立しています。
今後とも安全、確実な内視鏡外科手術を行うように努力して行きたいと考えていますので、よろしくお願いいたします。

山本 英夫

1991年1月赴任したと同時に、当院で始まった腹腔鏡下胆嚢摘出術は衝撃的でした。
従来の15cm程度の開腹切開創で行っていた胆嚢摘出を、1~2cmの小切開創4ヶ所だけで摘出してしまう手術は、患者さんの回復が早いことに驚いたもので、新しい時代の到来を予感させました。
以来内視鏡手術機器と手術手技の進歩は目覚ましく、内視鏡外科手術は20年前には考えてもみなかったレベルにまできていると思います。当院も、患者さんのためさらなるレベルアップをしていきたいと思います。

略歴    
1981年   名古屋大学卒業、八千代病院(安城市)
1985年7月   癌研究会附属病院研修医
1988年   名古屋大学第1外科
1991年   東海病院外科医長
2000年   Beaujon Hospital(Paris)に留学(3ヶ月)
2005年4月   診療部長
2006年1月   内視鏡手術技術認定医取得
2006年4月   副院長
2014年4月   病院長

山本 竜義

鏡視下手術では開腹術に比べ創が小さく、術後疼痛が軽くなり患者様にとってメリットの大きい手術です。
また、拡大視効果のため層が良く同定できるため、郭清度が低下する事はなく、今後の消化器手術の中心となっていくと思われます。

略歴    
1991年   三重大学卒業、安城更生病院研修医(安城市)
2005年4月   東海病院外科医長
2009年4月   東海病院外科部長
2014年1月   内視鏡手術技術認定医取得

籾山 正人

腹腔鏡手術が一般的になり10年ほど経過したと思います。この世界で修行を続けていますが、一つの区切りとして技術認定を取得しました。
長谷川先生をはじめ多くの先生方のご指導の賜であり感謝申し上げます。
ゴールのない修行ではありますが、毎日の診療そのものが目標でありゴールであるともいえます。
より正確に、より迅速に、より低侵襲を目標に毎日精進してまいります。

略歴    
1992年   藤田保健衛生大学卒業、国立東京第二病院
(現国立病院機構東京医療センター)研修医(東京都目黒区)
2007年4月   東海病院外科医長
2016年1月   内視鏡手術技術認定医取得